もしかしたらED(勃起不全)と分かっていても、何もせずにそのまま放置している男性も存在します。EDは早急に治療しなければ治療に時間がかかってしまう病気です。EDは原因によって治療法が異なる場合もあるため、様々な原因についてこのサイトで理解して対処しましょう。

【目次】

病気や外傷が原因の器質性EDとは

器質性EDは糖尿病や高血圧・脂質異常症といった生活習慣病が原因のものです。
血管や神経などが障害を受けて起こるEDで、例えば陰茎を通っている動脈において動脈硬化が起こるとEDになる可能性があります。
動脈硬化は全身病の一つで生活習慣病と非常に関係していて、糖尿病や高血圧、脂質異常症や心血管障害などの血液循環に関する生活習慣病に悩んでいる人はEDを引き起こしやすくなると言われています。
喫煙したり過度の飲酒を行うとEDを引き起こすとも言われています。

正常な勃起のためには神経が重要になってくるでしょう。
神経は脳を含む中枢神経や脳と末梢を繋いでいる脊髄神経・身体全体に広がっている末梢神経などがあります。
脳は性的刺激を受けとるとこれらの神経を通じて信号を陰茎に伝達し、いずれかの神経に障害があると脳からの信号がうまく陰茎まで伝わらないのでEDの原因になります。

例えば脳出血や脳腫瘍、脳外傷やパーキンソン病、アルツハイマー病といった疾患は自律神経障害を起こすのでEDになりやすいです。
ED治療薬が販売されてから一般のクリニックやリハビリテーション病院において性機能に関して相談を行うことができる施設が増えました。
がんによる前立腺や膀胱の摘出術、直腸の切除術などによって骨盤内臓器を摘出する場合、陰茎海面体における血管や神経などを損傷するリスクがあります。
がんの再発を防ぐために以前は対象部位の多くの部分を取り除く施術が実施されていましたが、最近では術後の生活を考えて勃起機能を残すため神経や血管部位などをなるべく残すような方法をとっている医師もいます。

手術を受ける際医師と相談すると対処してくれるでしょう。
交通事故などによって骨盤骨折をしたり脊椎損傷があるとEDの原因にもなります。
事故による外傷の場合は麻痺や神経反射機能などに支障が残るケースがあり、時間を要しますが治癒する場合もあるでしょう。
特に若い世代においてED治療薬の効果も非常に高いとされています。

器質性EDの治療方法は?

医師による検査や診断によって、器質性EDの種類を特定されるとそれに応じた治療があります。
例えば血管系の治療の場合、血管作動薬の注射を行います。
直接陰茎に注射で注入することにより、勃起が誘発することが可能です。
国内では医師法において自己注射が禁止されているのでED専門のクリニックで受けることになるでしょう。
神経系の治療の場合、手術などで神経系が何かしら障害を受けても時間が経つと部分的に修復されることがあり、EDが自然に改善する場合があります。

どれぐらいの時間で修復されるかはその人の体質や症状によって違うので、勃起補助としてED治療薬が処方されたり陰圧式勃起補助具などを使用することが可能です。
内分泌系の治療の場合、検査によって男性ホルモンであるテストステロンの数値が低いとホルモン治療を実行します。
男性ホルモン補助注射は精子を作るなどの機能を低下させるケースがあるので、最初に性腺刺激ホルモンを筋肉注射し睾丸から男性ホルモンの分泌を促進する仕組みです。
この処置でも改善しない場合、男性ホルモン補助治療を利用します。
器質性EDは体の機能の問題などから物理的に勃起ができなくなっているので、きちんと検査したり診断を行うと治療方法が明らかになるでしょう。

いろいろな治療方法を試してみても改善が見込めないなら、陰茎海綿体の移植手術といった外科手術などの方法もあります。
外傷によるEDの場合、手術を受けることによって症状を改善することができる場合もあります。
EDは多くの男性が悩んでいますが、最近では治療の研究が進んでいるのでさまざまな方法を利用して改善することが可能です。
一度ED専門クリニックにおいて検査を受けてみても良いでしょう。

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